
染谷家住宅では、一般公開日に、
”紙ねんどで作る鳥びしゃ体験”ができます。
■体験料:300円(鳥木付き)
■所要時間:20分程度
■場所:染谷家住宅ドマ
鳥びしゃとは?
「鳥びしゃ」は、柏市の鷲野谷地区と泉地区で約400年にわたり受け継がれてきた伝統行事です。
関東地方の新年行事である「オビシャ」から派生したもので、豊作や地域の安全を祈る行事として、千葉県の利根川沿いを中心に広く伝わっています。主に関東地方東部で、毎年1~2月に行われます。
この地域の近くには手賀沼があり、かつては水害によって農作物が取れないことも多くありました。
しかし、手賀沼には鴨などの水鳥が多く生息していたため、人々はそれを狩って食料としていたと伝えられています。
そのため、この地域の「鳥びしゃ」には、五穀豊穣を祈るだけでなく、鳥への感謝と供養の意味も込められているといわれています。
現在も、鷲野谷・泉地区では毎年2月下旬に行事が行われています。
鷲野谷地区の鳥びしゃはしんこ餅に赤・緑・黄色の色をつけて鳥の形を作り、「鳥木」と呼ばれる木に飾りつけ、星神社に奉納するのが特徴です。



